海 風 通 信
26
「元気ですよ~」
だったはずの、いつもの久方ぶり更新、
1月19日(木)午前2時30分、
カールは、静かに、逝ってしまった。

15歳5ヶ月3日 長生きしてくれて ありがとう。
長生きしてくれたのに、最後に苦しい思いをさせてごめん。
「いつもママが何とかしてくれるし」って思ってたかな…
自力で動けなくなって、1週間
カールは、最後まで、いい子だったよ
10月はじめに、首元にウズラ卵大のしこりを発見。
その後いつになく酷い下痢の対処に追われ、快癒した10月末にはソフトボール大に。
下痢と同時進行で下唇も腫瘍化しはじめ(歯肉炎からか)、出血が時折酷い。
この段階での血液検査は、年齢を考えると大変よろしい、という。
(後で思うに、わかってはいたが、血液検査には限界がある)
12月中旬、カールと二人、2階寝室から1階のリビングに寝床を移す。
食欲は旺盛だけど、うまく食べられないので、一口ずつ手で運ぶ。
首もとの腫瘍はどんどん大きくなり、
病院の見解、飼い主の思い、いろんな事を考え続けて、
最終的には、痛みや辛さをステロイドで多少でも緩和する、ということに。
亡くなる1週間前、1月13日に首もとの腫瘍が自壊…
それまでは散歩も何とか行けていたので、もう少し頑張れそうな気もしてた。
「ちょっと待っててね」と言った時の寂しそうな顔、
もう見えてはいなかっただろうに、私の姿を追う目、
最後の頃のぐったりした姿・・・・
今はまだ悲しい事ばかりが目に浮かぶ。
元気で楽しかった頃の思い出に変わるには
時間が解決してくれるだろう。きっと大丈夫。
---------------
「15年間、毎日、朝夕、例え台風でも、散歩に行っていた訳だから、
これから、動けなくなって、ボケちゃうんじゃないの?」
(動かなくなってデブデブになるでしょ)
カールがいなくなって、オヤジに言われた。
確かに! せっかくの習慣、続けるべき。(雨の日は考えさせて)
一度やめたら戻れない。
そう決心して、精神的に耐えられるかは疑問だったが、
3日後からひとりの散歩を再開。
時々涙も出るけれど、思ったより爽快かもしれない。
カールが励ましてくれてるような気がする。
カールが残してくれたもののひとつとして、大切な時間を持ち続けてみよう。
スポンサーサイト
- Edit
- 14:56
- Comment : 2
- Top