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海 風 通 信

 
02
 
2週間程前の朝の事。
いずれラブを飼いたいという知り合いのお宅に、オヤジ一人でカールを連れて行く事があった。

モタモタしてるうちにカールが玄関から飛び出し、
家の前を散歩していた小型犬に噛み付きそうになったと言う。

実際噛んだ訳ではなく、それでも聞いたワタシも驚いたが、
オヤジは相当のショックを受けたようだった。


カールが一直線に駆け付けて噛み付く、という事は考えにくい。

相手は近所のシーズー・Rだと見当がついた。
R君はカールより1年上くらいか。
最初の頃は道で会えば一緒に歩いたはずだけど、
そのうち吠えてくるようになり、その興奮度は増すばかり。
2年程前に自宅マンションから飛び出して来てカールに噛み付いた事があった。
それからは、カールも毛を逆立てて、興奮するようになっていたので避けるように。

だからといって襲っていい訳もなく
「相手に悪い事したな。しかしカールにはガッカリだ」と思うばかり。
・・・とは確かに思うのだけど



平和主義のカール
売られたケンカも買わないカール・・・

確かに基本的にはそうなんだけどさ。

ここ数年、オヤジはめったに散歩に同行しないし、カールと二人だけなんて年に2回くらいのもの。

誰とでも仲良くできる方だけど、
キライな犬も居るようだし、もちろん乱暴狼藉はないけど、
最近は仔犬等にしつこくすがりつかれると抗議する事があるんだ・・・。

常々言っていたのに、オヤジの意識は昔のまま。
自分の息子を絶対的に信じてしまってる。

もちろんワタシもカールの性格の良さはバツグンと思ってる親バカだけど、
“犬だから絶対はない”と常に注意はしているつもり。


けれど、歳を重ねて頑固になったというか、自己主張をするようになっていたのは事実である。

特に昨年カフェの仕事を辞めるあたりから、それが現れてきたような気がする。
3年間の接客でお客様ワンコと揉めた事はなく、
(雰囲気が悪そうな時に隔離した事もあったが回数は僅か)
その実績は褒めてあげたい。
一方で“ストレスがあって可哀想だったかもな~”と思っていた。


カールは、以前に比べると犬に無関心になった。
吠えられても、遊ぼうと言われても無視が多い。
毎日会うような“顔見知り”は特に。気の合う友達とは楽しく遊ぶけど。
初めて見るコでも、よほど好みの匂いの女子以外はさっさと通り過ぎる。
“仕事”の反動というより、歳をとったからだろう。

080402.jpg「海のように広い心を持ってるつもり…」

それでもカールの散歩は沢山のワンコに出会う環境。
顔見知りで“相容れないワンコ”が4匹。
一方的に威嚇してくるワンコが多い中にあって、非常に少数といえる。


R君、それからT君(ジャックラッセル)は、いきなり噛まれた事があるので理解できなくもない。

解らないのは、A(芝犬)B(Mix)。
近付いた事もないのに初出会いの遠目から相手は吠え、
カールは興奮する(カールは嫌いな相手でも吠えはせず、息が荒くなる)。
だから名前も知らない。
少し前に通った!という匂いを嗅ぎ付けただけでもいけない。

Aはカールが若い頃からで、“合わない犬がいるんだ”と初めて飼い主が勉強した相手。
一度ウチの前で、R君の時と同様に飛び出し、
芝犬を抱き上げる飼い主さんにすがった事があるので要注意。
飼い主さんは大きな悲鳴を上げてたけど、ガッチリした方で良かった・・・

Bはここ2年程出現。
フワフワ白毛に茶ブチの大きな犬で、スクーターで引き運動(!?)広い場所で放たれる。
なので、カールがスクーター全体に反応するようになって困った事もあった。
昨夏、川でノーリード同士で初の接近遭遇。
ヤバいな~と思ったが、両者向かい合って唸りあうばかり。
ケンカ経験がないカールは、どうしていいか解らなかったのだろうか。
まあ助かったし、案外ケンカにはならないもんだと安心した。

“この犬は良くて、何故この犬はダメ?”
オス、メス、去勢有無、以外にも解らない事があると思う。


カールもいい歳だし、元々穏やかな性格なんだし、
あとは迷惑かけなければ、ある程度カールの思う通りに過ごして欲しい。
飼い主が気を使ってやればいい事だ。



そうそう、オヤジが訪問した“ラブを飼いたい”お宅では、
カールは最大限の愛想を振りまき、適度に行儀よく、一緒に散歩に行き、
子供さん二人を含む一家に“ラブって素晴らしい!”と思わせる事ができたらしい。

朝の悪行を忘れさせるに充分だけど、
本当に飼うという時には、
“その他、色々知るべき事ありマス・・・”
適切な助言が必要かもしれない。
それこそ、オヤジだけに任せるのは心配だ。





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Comment

2008.04.02 Wed 21:24  |  歳なのか

ちぇるも一頭だけ許せない犬が居て(苦笑)エアデールテリア?っていうの?四角い顔の毛がクリクリしてる子。遠くから見てもウ~と唸る。近くに来ると吠える。でもそこの御宅では去年まで大きな黄ラブを飼ってらしてちぇるを見ると亡くなった黄ラブを想い出しては奥様がひとしきりナデナデしてくださるのだ。だからエアデールちゃんに吠えるのは悪くてね。そう歳だから頑固になったのだと思います。
平和主義のカール君が噛み付きそうになったなんて信じられないね。
ところで本当にカフェは辞めてしまわれたのですか?淋しいなあ。

2008.04.03 Thu 10:11  |  

犬にとって、要は“におい”なんですよね。
“合う”“合わない”でてつも色々と、ありすぎるほどあって勉強させていただきました(^^;)。
においを嗅ぐことでホルモン(本能)が働き、相手が自分にとって安全か危険かを見極める。
とっても大人しいコでも、意外に本犬同士にとっては全くダメだったりするのが難しい。
てつも、まかり間違って目の前に合わない相手の顔があっても、攻撃することは頭に浮かばないようなので(実際小型犬が口に飛込んで来た時も、口を開けたまま出て行くのを待っていたし(苦笑))その点では安心してますが、反対に危険な臭い(未去勢の雄の臭い)を出していることで、何度も襲われ必要以上の恐怖心を持ってしまったのは可哀相なことをしたと思います。
自分がもっと知識を持っていたら、こうはならなかったんだろうと…。
雄犬(未去勢)を飼うのは難しいというのは、このことなんだなと今更ながらに思います。

  • #zpbGWri6
  • kaoru
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2008.04.03 Thu 20:04  |  

>ちぇるママさん
ちぇるちゃんに聞いてみたいね、“何が嫌なの?”ってさ。
相手は女の子なのかな。同性同士の方が合わない場合が多い気がする。
相手が穏やかにしてると申し訳ないしね。
周囲を見ても、特に初めて会うワンコ同士の場合なんか、メスの飼い主さんは気楽に遊ばせるよね。
けれど女子同士の合わない場合も結構激しくて驚く時がある。
普段穏やかな女の子でも、飼い主さんに聞くと、合わない相手っているみたいよ。
カフェは辞めたけど、将来よほど余裕ができる奇跡があったらきっとやると思う。


>kaoruさん
未去勢のオスの散歩は気を使うよね。
だったら去勢すれば!?って言われるのだろうけど。
相手がオスなら特にだし、メスなら揉めないけど(嫌われる事はあるが)、
匂いを嗅ぐ挨拶だけでも相手の飼い主が不快感を感じるかな~とか気を使っちゃってさ。
カールは毎日のようにオスにインネンつけられるんだけど、同じ未去勢でも、強気の犬と弱気の犬…。
やられる方がまだ気は楽だけど、強気の犬の飼い主さんは気にも留めてくれない場合が多くてねえ。
カールは何歳になっても“上下関係はどうでもいい”というタイプなのがいいと思ってるんだ。

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プロフィール

ちひろ

  • Author:ちひろ
  • チョコラブ・カール
    2017年1月、15歳で犬生を閉じる

    相変わらずの波しぶき当たる海辺の家にて
    1年後には還暦だなぁ…の人生はつづく
    2018年初夏リニューアル

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