ペットの移動安売り店(?)が存在するのは聞いていたが、
オープン前の様子を見ただけで、絶対行くまい、と思った。
空き店舗のガラスに、赤・黄ペイントなぐり書きで
1万円!とか、安い!とか・・・
で、2週間くらいの開催だろうか、毎日前を通るオヤジが
それがさ、すっごい盛況なんだよ、ちょっと見に行こう、と言う。
新聞チラシも出回ったらしく、整理の警備員まで出ているほどの混みようで、
狭い店内は移動もままならないほど。
なぐり書きの張り紙を見ると、東京のあちこちにに店があるらしいが・・・
思ったよりは悲惨な感じのコはいなくて、種類や数も多く、それなりの価格みたいだ。
1万円ポッキリのコは、育ちきった、異様に大人しいシェルティーで、
今まさに家族連れに買われようとしていた。二人の子供が抱き締めて離さない。
今の気持ちを大切に、きっと最後まで面倒見てね。
このコは幸せになれそうだなあ。
大型犬は、と・・・セントバーナードの仔犬、2ヶ月くらいか、めちゃくちゃ可愛い!
50歳くらいの女性が、今まさに商談中。
どういう場所で飼うのか聞いている、どうもワンコ初心者らしい。
「どのくらいの大きさになるの?」
「50〜60キロくらいと思います」
「これくらい?」 (・・・それじゃ柴だろう!)
「じゃ、これくらい?」 (・・・それでカールくらいだよ)
「番犬になるかしら?」
「ええ、犬は大きいほど頭がいいんですよ、 ラブとかゴールデンとか」 (本当か?!)
「それはいないの?」
「売れちゃったんですよう」
そのコは、フテ寝しながらも、二人の隙間からずっとワタシを見つめている・・・

「ボクはアタマがいいし、いつでも見つめています」
「犬の幼稚園みたいなのがありまして、しつけ教室ですね」
「それは何処にあるの?」
「僕は東京なので解りませんが、ネットで探せますよ」
「それは、有料?・・・よねえ」
「散歩は?」
「朝夕2回くらい」
「・・・・・」
「外で飼うなら、まあ行かなくても・・・」 (ヲイ!!)
「餌はどのくらい?」
「10キロくらいの大袋が1000円くらいでホームセンターにありますから」
「えっ・・・1日に!?」
「いや1ヶ月にそのくらい」
その後、小型犬用のガラスケースから出されて、女性に抱っこされるに到っていた。
オヤジはひととおり見学してたみたいだが、ワタシはその場を動けず、耳ダンボのまま
しかし結末までは見届けず、何だかグッタリして店を後にした。
セントバーナード、憧れるワンコだけど、とても責任を持って飼える自信がないデス。
本当にとっても可愛い仔犬だったなあ・・・
みんな幸せになれるといいなあ・・・
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2009.11.10(Tue)22:37 |
海辺の暮らし |
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